【2022年版】集音器のおすすめ|高齢者にも使い易くて買いやすい集音器を紹介

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補聴器はつけたくないけど集音器なら手軽に使えそうで検討してみたい。そんな人も多いと思います。この記事では集音器を検討している人におすすめの集音器を紹介していきます。

デザイン、機能や価格などそれぞれ紹介してきます。

集音器とは

集音器とは、名称のとおり「周囲の音を集める機械」のことです。デザインはイヤホンに似た形状をしており、耳に装着して使用するのが特徴です。集めた音は集音器によって音量が拡大されてあなたの耳へ伝わります。

集音器は加齢による聴力低下をサポートする目的で使用されるのが特徴で、なんとなく音を聴き取りにくいと感じる方や、呼びかけに気付きにくいと感じる方におすすめです。

音が聞こえづらくなるシーンは「人との会話が聞き取りづらくなった」、「テレビの音が大きくなった」などが多い理由になり、そういう人に集音器は選ばれています。

集音器と補聴器の違い

集音器の他にあなたの聴覚サポートを器機で有名なのは補聴器です。補聴器は医療機器認定を受けている機械です。集音器は周りの音を一律大きくして耳に届けてる機械ですが、補聴器はあなたの聞こえにあった音に調整して使用します。

例えば、高音が聞こえづらい人には高音の音を大きくして耳に届けるような設定をします。また人の話し声が聞こえづらい人には低音(500Hz~1500Hzくらい)を調整することでその周波数の音が聞こえやすくなる調整が出来ます。

集音器のメリット

手軽に手に入れやすく、価格が手軽なのが集音器を選ぶメリットです。家電量販店には様々な種類の集音器が販売されています。

価格は数千円~数万円とピンキリです。高性能モデルでも3万円もすれば購入可能です。聞こえのレベルが低下している両親にプレゼントしやすい価格帯なのが特徴です。

集音気の選び方

形状を確認して自分にあったものを

耳穴タイプ

出典:NUHEARA

耳穴タイプの集音器は耳の穴を塞ぐように装着して使用するタイプです。充電ケースが付属しており、中に入れておくことで充電可能です。

使い易く、持ち運びに便利、そしてイヤホンタイプの様なデザインなので多くの人に選ばれている集音器の形状です。

しかし、小さくコロコロとしているので高齢者の両親には使いづらく、耳にはめづらい可能性もあります。高齢者には小さく、分かりづらいのおすすめしづらいのが現状です。

耳掛けタイプ

耳掛けタイプは機械の方を耳の裏にかけてイヤホンの部分を耳の中に入れて使います。外から見た時に補聴器のようなデザインに見えることから嫌煙されているデザインですが、音を集音する部分が耳の外に出ることで閉塞感がなくて使い易いです

耳穴タイプよりもデザイン性は良くないですが、耳閉感(耳が詰まっている感覚)や自分の音が響きづらいという特徴があります。

ポケットタイプ

ポケットタイプはラジオの様なデザイン

ポケットタイプは本体の部分とイヤホンの部分が別れている集音器のタイプです。本体の装置で電源のオンオフ、モード切替などが可能です。ポケットタイプはイヤホンが耳からプラプラしてしうので気になる人はいるかもしれません。

電源タイプは充電式と電池タイプ

充電式の製品オリーブスマートイヤー

バッテリー式

集音器は断然バッテリー式の物をオススメします。充電式はUSBケーブルで集音器を充電出来ます。しかし、充電に長時間かかったり電池の減りが早かったりと購入前にバッテリーについて詳しく調べる必要があります。

電池式

電池式の集音器は少なくなってきています。しかし価格が安い集音器だと電池式の物もまだあります。電池式は1週間~2週間で電池を交換しないといけません。

集音器と補聴器の比較グラフ

特徴価格
集音器・周りの音を一律大きくする
・イヤホンの様なデザイン
・既製品なのでサイズが合わないことも
数千円~数万円
補聴器・周りの音を細かく調整可能
・耳のサイズと方に合わせられる
・細かい機能が色々つけられる
・平均20~30万円
・100万円オーバー
集音器と補聴器の特徴

集音器機のタイプ別比較表

メリットデメリット
耳穴式・電池式で価格が安い・コロコロしていてなくしやすい
耳掛け式・充電式が多く使い易い・デザイン性があまりよくない
ポケット式・音を集音する場所と増幅する場所が離れているので音質がいい・デザイン性が良くない
・イヤホンケーブルが絡まりやすい

どのタイプもメリット、デメリットがあります。最近はデザイン性が良く、音質も良い集音器が出てきております。次の項目では音質、使い易さ、価格、デザインの総合点でランキングを作成します。

【2022年版】集音器おすすめランキング

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総評

らくちんヒアリングは1万円で買える手軽な集音器です。高齢者にも使い易く、まずは集音器を使ってみたい人にオススメです。

人との会話が聞こえ辛い人にはフリークルをオススメします。会話のピントを自動で合わせ大勢の人との会話や騒がしい場所での会話も聞きたい音を聞こえやすくなります。

ソニーの集音器はテレビの音をメインに打ち出していますが、人との会話でも活躍します。しかし、より人との会話の質を求める場合はフリークルの方をオススメします。

まとめ

今回は集音器のオススメを3点見てきました。色々な補聴器や集音器を使ってみて総合点で判断しました。

高齢者の人が使用する場合、現在の困り度と使用感が非常に大切です。どんなに商品が優れていても購入後、難しくて使えなかったら意味がありません。

上記3点はどれも使い易く、音質も価格もここで紹介していない集音器と比べても自信がある製品ばかりです。

是非参考にしてみてください。

 

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  • この記事を書いた人

insiru

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