介護食Zでは人生100年時代を健康で元気に過ごし欲しいという思いで、市販の「介護食・流動食」の評価・レビューを行っています。
この記事では、市販の「実際に介護食・流動食」の評価とレビューをどのような基準で行っているのかを、
それぞれの項目ごとの基準を記載していきます。
介護食・流動食の評価項目は5つ
市販の「介護食・流動食」は5つの項目で評価・レビューを行います。それぞれの項目は5点満点で評価され、星5が一番評価が高いです。
5に近い数字の商品は購入した時に、満足度が高いという基準になります。
評価の基準と表示方法
-
- おすすめ度
- 3.25
-
- 美味しさ
- 3
-
- 価格
- 3
-
- 量
- 4
-
- 栄養素
- 3
評価が低い 1点 ~ 5点 評価が高い
おすすめ度(総合点)
最後に4項目(美味しさ、価格、量、栄養素)を総合的に判断しおすすめ度を算出しています。
評価が高いほど、介護者と被介護者の満足度が高いと予想されます。
以下おすすめ度の目安です。
- 4以上:検討する時に真っ先に購入した方がいい
- 3.5以上:検討しているなら買ってもいい
- 3以上:味の好みや食欲の大小で検討してもいい
1.美味しさ(味の良さ)
市販の介護食の味と美味しさを評価します。5点満点で5に近づくにつれて味の満足度が高いことになります。
介護食を実際に食べる人を想定して、介護食Zのスタッフが味を評価しています。
「介護を行う人が食べても美味しいかどうか」が一番の評価基準です。
2.価格
介護をするとお金が掛かります。在宅介護か施設介護かでも大きく金額は変わりますが、
在宅で介護をする人が増えてきています。
「介護食・流動食」の価格を味と栄養素のバランスで評価します。
ものすごく味が良くても、量が少なかったりしたらコストパフォーマンスが低いので価格の評価は下がります。
味と量、そして栄養素のバランスを加味して価格を評価しています。
また、市販されている介護食・流動食の価格帯も考慮しています。
3.量
実際に食べてみて量が少ないか、多いかの判断をします。
年を重ねると食欲が落ちたり、一回の食事の量が減ることが多いです。
その辺りを考慮して、量が多いか少ないかを判断しています。
4.栄養素
1食で一日に必要な栄養素をどのくらい満たせるか表しています。
年を重ねると食欲の低下などが原因で「低栄養」状態になることがあります。
低栄養になると、体を動かすエネルギーや体を作る栄養素が足りなくなり、病気を引き起こす可能性があります。
介護食Zでは、65歳~74歳が1日に推奨されている栄養素(33種類)が市販の「介護食・流動食」にどの位含まれているかの割合を算出しています。
これは厚生労働省が定めている基準を基に評価しています。詳しくはこちらのページへ