アサヒ:白身魚だんごの寄せ鍋レビュー・口コミ|容易にかめる市販の介護食・やわらか食

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今回はアサヒグループ食品から販売されている市販の介護食、「白身魚だんごの寄せ鍋」を実際に食べてみました。

ユニバーサルデザインフード(UDF)の区分でいうと「容易にかめる」で、介護食・流動食の中では固形物があり、一番固い商品です。

「噛む力や飲み込む力が衰えてきたかも」という人におすすめの市販の介護食です。

*前後のアサヒ製品

←AS02

鯛雑炊

AS03
白身魚だんごの寄せ鍋

AS04→牛すき丼風

※番号は介護食Zの独自番号

今回の区分は容易にかめる

容易にかめる介護食・流動食の特徴:

噛む力の目安 かたい物や大きい物はやや食べづらい
飲み込む力の目安 普通に飲み込める
固さ目安 ごはん 普通のごはん~やわらごはん
たまご 厚焼きたまご
肉じゃが やわらか肉じゃが

>「容易にかめる」介護食・流動食のおすすめはこちら

美味しさ、量、価格、栄養素を総合的に評価しておすすめ度を掲載しています。

介護の食事を検討している人、介護食や流動食を探している人の参考になれば嬉しいです。

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容易にかめる「白身魚だんごの寄せ鍋」の商品概要

基本情報

商品名白身魚だんごの寄せ鍋
メーカーアサヒ
UDF区分容易にかめる
容量150g
価格248円
形状レトルトパウチ
調理方法湯せん・電子レンジ

栄養素

エネルギー:
45Kcal
たんぱく質:
2.1g
脂質:
0.6g
炭水化物:
7.7g
食塩相当:
1.5g
カリウム:
113mg
カルシウム:
125mg
マグネシウム:
12mg
リン:
17mg
鉄分:
0.23g
亜鉛:
0.12mg
銅:
0.03mg
水分:
138g
灰分:
2g

アレルギー

小麦さば大豆

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商品画像

1食で補える栄養素の割合

栄養素について

エネルギー、たんぱく質は少な目だが、ミネラルは7種類摂取可能。しかし、一日に推奨量に対しては本当に少し。気持ちミネラルが入っているくらいの摂取量。カルシウムは1食で一日に必要な19.2%を摂取出来るの嬉しい。

ビタミン類は入っていないので栄養素を意識するのは難しいかもしれない。

※ 日本人の食事摂取基準(2020 年版)から栄養素を算出
※ 65歳~74歳の女性 身体活動レベルⅠを適用。自宅にいてほとんど外出しない者、高齢者施設で自立に近い状態で過ごしている方が基準
※ 同じ年代の男性でも推奨摂取量は大きくは変わりません
※ 介護を受けている人によっては摂取基準量よりも下回ることもあるので目安値として参考にしてください

※ 詳細はこちらのページをご確認ください

各項目ごとの評価

  • おすすめ度
    3.25
  • 美味しさ
    3
  • 価格
    3
  • 4
  • 栄養素
    3

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美味しさ:3点

魚介ベースの出汁が効いている スープが美味しい。野菜の甘さと魚介の美味さが引き立っている。
甘過ぎず、しょっぱすぎず、辛すぎない。 ちょうどいい塩味。 

「容易にかめる」区分なので野菜の食感も残っていて美味しい。

しかし、メインの白身魚だんごが微妙である。
白身魚と言うよりは魚の練り物(例えばはんぺんやちくわ)に近い。
メインだから、もう少し美味しければ嬉しい。(技術的に難しかったりするのは重々承知)

価格:3点

150gで248円は市販の介護食では普通の価格帯。味と栄養素のバランスから考えても普通の評価になる。

量:4点

おかずということで150gの量は多いし、満足感が高いです。
具材も多く入っているので最後まで食べることが出来れば満腹感を感じられることができるでしょう。
これ一品だと食欲がある人には少ないかもしれないが、おかずということでポイントが高いです。

栄養素:3点

エネルギー、たんぱく質が低め。
ミネラルは7種類摂取可能ですが、1日の推奨量に対して少ししか含まれていない。
カルシウムは推奨摂取量に対し、19.2%摂取できるのは大きい。

ビタミン類は恐らく製造過程でなくなっているので含まれていない。

1つ気になるのは塩分が1.5gということ。
決して多い訳ではないが減塩を心が得るべきなので、塩分をカットするに越したことはない。

総合的に判断して、星3つという評価になってしまった。

おすすめ度とまとめ

総合点(おすすめ度):3.25点

総合的に判断し、おすすめ度は3.25点という結果になりました。
スープが美味しく最後まで食べることが出来ました。しかし、メイン食材の白身魚だんごのがっかり感が少し強かった。
だんごがもう少し美味しかったら4点~5点はいっていたと思います。

塩分が1.5g含まれていたのでもう少しカット出来、今の味をキープ出来たら介護する側からしたら嬉しいし、介護者の健康にもつながる。

栄養素もミネラルが7種類も含まれているのは嬉しい。
1食で摂取推奨量に対し、10%くらい摂取できると高齢者からしたら体つくりに繋がると思われる。

248円という価格帯ですが、介護食の一般的なラインになります。
いつも食事を食べてくれない人がこの248円で美味しいと言って食べてくれるなら安いものだと感じました。

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  • この記事を書いた人

insiru

「高栄養で食べやすい無添加スープ」の開発をしている株式会社インシルが運営。1食で65歳以上の女性が1日に必要な30種類の栄養素をバランスよく摂取可能。介護食の基準を採用し、野菜がゴロゴロ入っているスープに仕上がっている。
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