60代女性の仕事は何がおすすめ?パート、アルバイト、正社員雇用のメリット・デメリットを紹介

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定年退職後でも働きたい方は多く、高齢化社会ということもあり60代以上を採用する企業も増えてきています。

例えば、日本マクドナルドは90代のスタッフが働いていますし、スターバックスコーヒーも70代のスタッフが勤務しています。

このように少子高齢化社会の中では退職後の人が働く機会が増えてきています。この背景には「働きたい」と願う人が多いというだけではなく、老後の資金の心配や健康面の心配も絡んできています。

今回は60代以上の女性におすすめする仕事を紹介するとともに、雇用形態のメリットデメリットも紹介していきます。

60代以上男女の労働人口と割合

60代以上の男女の労働人口をみていきましょう。内閣府が令和3年に行われた高齢者白書の情報になります(2022年1月現在最新)

55歳以上の女性 労働人口の割合

女性

55歳~59歳 72.8%

60歳~64歳 59.7%

65歳~69歳 39.9%

70歳~74歳 24.7%

75歳以上 6.8%

内閣府のデータを見ると、60歳~64歳の女性は6割の人が仕事をしており、65歳以上69歳以下の人でも4割の人が仕事をしていることが分かります。

55歳以上の男性 労働人口の割合

一方男性は女性よりも労働人口が多く

55歳~59歳 91.3%

60歳~64歳 82.6%

65歳~69歳 60%

70歳~74歳 41.3%

75歳以上 16%

男性の場合は75歳以上でも16%の人が仕事をしており、60歳以上でも仕事が出来ることを証明しています。

60代以上の非正規雇用者率

60代でも多くの人が働いているのが分かったと思いますが、実際にその人たちが正規雇用なのか、非正規雇用なのか気になるところだと思います。

非正規雇用はパート、アルバイト、派遣社員、契約社員、委託が含まれます。年代別の見ると以下のようになります。

女性の非正規雇用率

60歳~64歳 74.9%

65歳~69歳 84.2%

70歳~74歳 82.2%

75歳以上 70%

非正規雇用率は約80%です。少し特殊なのは75歳以上の女性は70歳~74歳の女性の比べて非正規雇用率が下がっている点です。

次の男性の非正規雇用率を見ていきましょう。

男性の非正規雇用率

60歳~64歳 46.7%

65歳~69歳 69.9%

70歳~74歳 73.9%

75歳以上 75%

男性の場合は64歳までは正規雇用で働いている人が半数いますが、65歳以上になると70%の人が非正規雇用になります。

令和3年の調査としては上記の様な結果になっていますが、日本は世界でも突出した超高齢社会。この先、60代以上でも正社員として働く人の割合は増えていくと思われます。

60代以上で正社員で働くメリット・デメリット

女性では60代でも25%くらいの人が正社員として働いています。正社員として働くメリットはやはり収入です。人生100年時代に突入している現代では老後の資金や第二の人生を謳歌する資金が必要になってきます。

逆にデメリットとしては今まで働き続けてきたのにまだ働き続けないといけないという点です。定年退職後は第二の人生として旅行や趣味を謳歌する!と決めている人も多くいる一方で働き続けないと暮らしていくのが不安だ、と考える人もいます。

もし、体調を崩して施設に入ったらお金が足りない

ぼけたりしたら高い施設に入らないといけない

夫婦二人で長く暮らしていくには年金だけでは足りない

などそれぞれの家庭の事情があるので正社員で働けるなら働きたいという人は多いです。

「働けるうちはいつまでも」働きたい60歳以上の人は約4割

現在収入のある仕事をしている60歳以上の人の約4割が「働けるうちはいつまでも」働きたいと回答しています。

70歳くらいまで、もしくはそれ以上との回答と合計すれば、約9割が高齢期にも高い就業意欲を持っている様子が内閣府の調査から分かります。

正社員では言わなくても、アルバイト、パートなどを続けていきたいと考えている人は多いです。

働くことは健康を維持することに繋がる

60差し掛かるまで真面目に働いていた人が定年退職を迎え、家に入るとボケたり老けたりするケースがあります。

仕事をしていれば最低限、人とのコミュニケーションが生じます。しかし、仕事を急に辞めることでコミュニケーションが減り、話す人も少なくなり、コミュニティに属していない人は刺激が少なくなるためです。

そういう意味では1週間のうちに働くことは体も脳も健康になる要因がそろっています。もちろん、仕事は嫌なこともありますが、刺激で脳が活性化され、お金も手に入るのでオススメです。

60代以上の女性におすすめの仕事

接客業

マクドナルドやスターバックスなどは60歳以上のスタッフも多く、マニュアルが整備されています。これらの企業は60代以上のスタッフが多くいるので働きやすいのが特徴的です。

内職や手先を使う仕事

内職などは自分の好きな時間で出来るのがオススメです。年を取るにつれて目が悪くなったりしますが、仕事内容を選べば大丈夫です。様々な仕事がありますのでオススメです。

調理などのサービス業

調理などは女性のスタッフが多く働いています。またチェーン店のお弁当屋やスーパーの総菜係などシニアの求人も多く出ています。主婦として料理をしてきた人はハードルが低く始められるのでオススメです。

新しいことにチャレンジするのもオススメ!

選択肢として新しいことをチャレンジしてみることもオススメです。最近はシニアの方でYouTubeに動画を投稿して広告費を稼いでいるシニアの方も多いですし、webライターとして活躍しているシニアの女性も多いです。

せっかく新しい人生が始まるので接客業のパートアルバイトという選択肢だけではなく、新しい挑戦をしてみると人生がより楽しくなるかもしれません

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  • この記事を書いた人

insiru

「高栄養で食べやすい無添加スープ」の開発をしている株式会社インシルが運営。1食で65歳以上の女性が1日に必要な30種類の栄養素をバランスよく摂取可能。介護食の基準を採用し、野菜がゴロゴロ入っているスープに仕上がっている。
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